受講生の声(小林 信也)

小林 信也さん
(2017年度入学)

視野を拡げて自分を見つめ直す

なぜHMBA(現、経営分析プログラム)に進学されたのでしょうか

 7年間、日本生命で働き、そのうち2年間はマネージャー(課長補佐)として仕事をしました。課長補佐2年目は、チームメンバーが20人いる中で自分がマネジメントするという立場でした。課長補佐という立場で仕事をする中、経験と勘に頼って仕事をすることに、限界を感じていました。そこで、数年前、他のビジネススクールに単科生として自費で通い、そこでビジネスには体系化された理論があることを知りました。また自分の会社とは違う人と議論することで、自分の会社や仕事を客観的に見れることに気づきました。その経験から、もっと体系的に経営学について学び、そして自分の会社以外の人と繋がりを深めたいと考えるようになりました。そこで会社の企業派遣という制度に手を挙げ、HMBAに進学しました。

入学後はどのようなことを学んできましたか

 HMBA1年目は幅広く様々な科目を学んできました。特に、会計・財務が苦手だったので、財務会計や企業財務などお金に関する科目に力を入れました。また、経営戦略・マーケティングなど様々な科目を学ぶ中で、戦略やイノベーションを専門にしたいと考えるようになりました。HMBAでは「理論と実践の往復運動」ということが重視されており、実践的な授業も数多く揃っています。2年生の時には「ビジネス・プランニング」など、実践系の授業を数多く取りました。ワークショップについては、新しいテーマを扱うイノベーションのものがよいと考え、そこで消費者の視点から見たAIと保険の関わりについて研究しています。これからは、AIで保険は売れるかというテーマについて考えていきたいと思います。これはすでに他社で始まっており、今後、AIがどう発展していくのかに関心をもっています。さらに一橋大学の教授方と共同で、優れた企業の事例を分析するケース執筆や本の制作にも携わらせて頂き、大変貴重な学びの経験をさせていただいております。

HMBAのプログラムを通じて、自分がどのように変わったと思いますか

 一つは、企業経営に携わる際の最低限の知識を身につけられたことです。それを通じて、ビジネスについて何かを考えるときの土台ができました。地に足をつけて考えられるようになったと思います。もう一つは、いろいろなバックボーンの方と出会って、様々が議論ができたことです。7年間働く中でいつした自分の会社の価値観に染まっていたことに気づき、視野を拡げて自分を見つめ直すことができました。いろいろな人と出会い、いろいろな考え方や生き方に触れて考えることによって、開眼できたと思います。

現時点でどのようなキャリアプランを描いていますか

 修了後は自分の会社に戻ります。会社の中で、新規事業や新会社の立ち上げに参加したいと考えています。HMBAで学んだ理論と経験をそこで生かして、ゼロから事業を作り出す経験ができたらよいと思います。その後は一度、海外に出てみたいですね。HMBAに来たことで、自分の会社を外から眺めてみることができました。今度は、日本という国の外に出て、そこから日本を眺めてみたいと思います。将来的には自分自身で経営の第一線に携わることができればいいと考えています。

(2018年10月29日)