HUB-SBA MAGAZINE

チュラロンコン大学(タイ)のMBA学生が本学と日本企業を訪問しました。

2019年08月16日

2019年7月23日から7月24日にかけて、タイのチュラロンコン大学ビジネススクール(Chulalongkorn Business School, CBS)のMBA生40名と教員3名が一橋大学と日本企業を訪問しました。チュラロンコン大学はタイで最も権威のある国立大学で、ビジネススクールと本学商学部・大学院経営管理専攻(SBA)とは交流協定を結んでおり、交換留学だけでなく、ゼミや研究者の交流を頻繁に行っております。また、CBSの引率教員の一人であるナッタポル・アサラート准教授(Assoc. Prof. Nuttapol Assarut)は、本学大学院商学研究科(現経営管理研究科)で修士号と博士号を取得されています。

20190723haku.jpg23日午前に株式会社博報堂を訪問し、最先端のマーケティング事例とそれをサポートするデータ分析と技術について講演いただきました。CBSの学生からは消費者データとプライバシーの関係や、実際の購買につなげるプロセスなどについて、活発な質問がよせられました。

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同日午後には花王株式会社を訪問し、これまで実現してきた様々なイノベーションとそれによる生活の変化と市場創造についてお話を頂きました。タイ市場でも販売されている花王製品について、様々な質問とコメントが出されました。

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24日は本学マーキュリータワーにて経営管理研究科の上原渉准教授による講義が行われました。午前は日本企業の価値づくりについて、タイ市場における日本製品のマーケティング事例を使いながら議論を深めました。午後は日本とタイの消費者行動の違いについて、デジタル機器の利用に関するデータを解釈しながら、データが示す両国のライフスタイルの違いについて考えました。引き続き、経営管理専攻博士後期課程の松井彩子さんのコーディネートによるケ
ーススタディを行いました。

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