HUB-SBA MAGAZINE

社内を見直すために、社外の物差しを手に入れる| MBAの価値

2020年02月15日

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株式会社JTB
入社12年目に本プログラムに入学
経営分析プログラム第19期生


百中 さおり

法人営業や企画の実務経験を積む中で、「代理店ビジネスに将来はあるのか」について考えることが増えました。ただ、考えるには経営の視点が足りないと感じていたので、自分で勉強をして2017年に中小企業診断士の資格を取得しました。その後、今度はもう少し実務とアカデミックを掛け合わせた勉強で、気づきを得たいと思うようになりました。そこで、入社11年目に社内公募を活用し、2年間HUB-SBAに通うことを決めました。

多様性あふれるディスカッションで広がった視野

19期は36名の学生がいました。約半分が留学生で、企業派遣の学生は私を含めて5名でした。多様性あふれる環境で、10年以上企業に勤めていた私には出てこない意見に触れることができました。倒産をテーマに議論をした時、私は「赤字でも労組などの関係で人員整理はちょっと...」という考えを持ちました。しかし他の学生は「人員整理をしないで倒産してもいいの?」「法律的に何か問題あります?」という意見を出してくるわけです。衝撃を受けましたが、そんなディスカッションのおかげで広く物事を捉えられるようになりました。

もう一つ印象に残っているのは、マーケティングのゼミ合宿です。メンバーは、台湾、ドイツ、中国、ロシア、日本出身の学生でした。ディスカッションの中で、「中国では花火=冬のイメージ。夏に花火のポスターを見てもピンとこない」「インスタグラムの使用で、国によって購買に差が出るか?」...というように、社内だけでは気づきにくい発想や意見をたくさん得ることができました。社外の物差しで社内を見られるようになったことは、HUB-SBAで学んだ成果の一つだと捉えています。

フレームワークを抽出し、当てはめる訓練の大切さ

img_detail05.jpgまた、特定の企業から起こしたフレームワークを、他の企業に当てはめて考える訓練も積むことができました。企業内にある一つひとつのエピソードは、一見異なっているように見えます。しかし実は業種を超え、時代を超え、共通の構造を見出すことができるのです。この発想は、会社に戻って新しい企画を考えたり、その企画をプレゼンしたりするうえで、かなり活用できると考えています。

 

 

 

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