HUB-SBA MAGAZINE

2年次ワークショップ(経営A)合宿レポート/修士2年 張 亦璠(チョウ エキハン)

2024年08月21日

経営分析プログラムでは、修士2年次に経営A・B、マーケティング、金融の中から1つのワークショップを受講し、それぞれの研究テーマに基づいて修士論文に相当するレポートを執筆します。

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私が所属している経営Aワークショップは経営現象に関する幅広いテーマを扱っており、新卒と社会人を交えた合計14名のメンバーで構成されています。毎週、研究の進捗報告を行い、指導教員の青島矢一先生(経営管理研究科教授)からアドバイスを受けつつ、メンバー同士で議論を交わしながら研究を深めています。また、春夏学期にはMIG株式会社の代表取締役社長甲斐英隆氏のご講演やFIRST CVC株式会社と本学イノベーション研究センターと共催の「JAPAN CVC SUMMIT」にも積極的に参加しています。そして、研究に集中できる時間を作ると共に、ゼミ生同士の親睦を深めることを目指して、7月下旬に2日間の夏合宿を実施しました。学期初めから決まっていたこの合宿に向けて、全員が心待ちにしながら準備を進めてきました。

1日目の日中は、本学イノベーション研究センターにて、それぞれの研究進捗報告を行いました。青島先生からのアドバイスを中心に研究計画を修正しつつ、夏休み期間の研究予定等々について語りました。猛暑の中でも議論は活気にあふれ、時間があっという間に過ぎ、昼食も発表を聞く傍らに頂く形となりました。

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8時間にわたるワークショップ発表を終え、西日を浴びながら皆で長野へ向かいました。道中では、語り尽くせなかった研究の話はもちろん、各自の趣味などの雑談も交え、終始賑やかな雰囲気でした。夕食は青島先生おすすめのタイ料理に決まり、驚くほど美味しい料理を皆で分け合い、趣のある店内で楽しい時間を過ごしました。

その後、夜空を眺めながら星に詳しいメンバーに星座の話を教えてもらったり、一緒にボードゲームを楽しんだほか、翌日には北八ヶ岳の坪庭で爽快感のある高原の景色を満喫しました。講義中では知り得ない先生やメンバーたちの新しい一面を知る機会となりました。

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ワークショップレポートを1年間で書き上げるにあたり、テーマ設定から方法論の確立まで苦労が多くありましたが、この合宿を通じて解き明かしたい経営現象と初歩的な研究方法を定めることができました。コロナ禍が明け、対面で学ぶ機会がようやく戻ってきた中、顔を合わせることで新しいアイデアが生まれ、仲間たちとの議論やつながりの大切さを改めて実感しました。他のメンバーたちの研究テーマも興味深いものばかりで、レポートの完成が非常に楽しみです。それぞれのレポートの完成までの過程においても、執筆者に限らず全員が多くの学びを得られるでしょう。

この合宿では研究がはかどった上に、春夏学期を終えた私たちにとっては良いリフレッシュになりました。都会の喧騒から離れて自然を楽しむ中で、先生や仲間たちへの感謝の気持ちも高まりました。残りの半年間、先生にご指導いただきながら仲間たちと共に研鑽を積み、親睦を深めながら学びを続けていきたいと思います。

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