2025年12月10日
トピックス(経営分析)
このたび2026年4月1日付にて、現 株式会社レノバ取締役会長の川名浩一氏(元・日揮株式会社代表取締役社長)を、客員教授としてお迎えします。川名氏は、経営分析プログラムにおいて「戦略的リーダーシップ【三枝匡経営者育成基金寄附講義】」(春夏学期)の教鞭を取られます。同プログラム・ディレクターの藤原雅俊教授(経営管理研究科)は「長く産業界で活躍して大きな実績を残され、国際的な地政学に関する深い知見もお持ちの川名様を客員教授としてお迎えすることができ、大変嬉しく思います。受講者の皆様には、戦略的なリーダーシップの本質について深く学び、優れた経営人材へと成長して頂きたい」と語っています。
川名氏には、2020年度から経営分析プログラムの講義においてゲスト講師として「グローバリゼーションとリーダーシップ」と題するご講演を毎年いただいてきました。
*講義の様子はこちら
川名浩一氏
このたび客員教授として就任の機会を賜り、誠に光栄に存じます。 私は長年、国際的なビジネスの現場に身を置き、多様な価値観・制度・文化が交錯する環境において、経営およびリーダーシップの実践に携わってまいりました。また、大企業からスタートアップに至るまで、多様な規模・業種の企業における意思決定に関与する中で、組織文化や行動様式の豊かな広がりを目の当たりにしてきました。その多様性の背後には、共通して求められるリーダーシップの核心が存在することも強く認識しています。未来の社会を担う受講者の皆さまと、これらの本質的課題についてともに探究できることを心より期待しています。
プロフィール
1982年日揮株式会社(現日揮ホールディングス株式会社)入社。80年代にインドネシア駐在、90年代にイラン、97~2001年にアラブ首長国連邦、01~04年に英国と合計15年間に渡り海外に駐在し、主に建設・営業・新規事業(事業投資)を担当。11~17年、同社代表取締役社長を務めた。現在は、株式会社レノバ 取締役会長を務める。また、株式会社バンダイナムコホールディングス、株式会社クボタ、株式会社ispaceの社外取締役など多方面で経営職に就くほか、21年には経営コンサルティングのルブリスト株式会社を立ち上げ、代表取締役としてベンチャー支援を行っている。